 |

掲載: 2004/10/28
|
10月28日からbounce.comニュースのRSS配信がスタート! ……とはいえ、「RSSってなに?」と思っている人はまだまだ多いはず。そこで今回は、実際にRSSを使ってどんなことができるのか? RSSの使い方とオススメのRSSリーダーソフトを紹介していきます。インターネット上の音楽情報を効率よくゲットするために、レッツRSS!
文/田口 和裕 RSS配信ってどういうこと?
10月28日からbounce.comでニュースのRSS配信が始まります。と言っても大半の人にはなんのことだかよくわからないと思いますが、一言で言うとbounce.comに掲載されるニュースのチェックがとても簡単になるのです。少しだけ技術的な話をすると、RSSとは〈Rich Site Summary〉または〈RDF Site Summary〉の略で、コンピューター用のデータ形式の一種です。ニュースサイトやウェブログなど、どんなサイトでもRSS配信がされていさえすれば、様々なソフトでその情報を簡単に活用することができるのです。実際多くのウェブサイトですでにRSSの配信がはじまっています。
 | | RSSリーダー「Miech」の画面。bounce.comのニュースの見出しが右側に表示されています(拡大画面) |
| |
まあ理屈はこれくらいにして実際に使い方を見てみましょう。RSSを利用するためにはRSSリーダーというソフトを使います。インターネット上には様々なRSSリーダーが存在し、ほとんどのものが無料でダウンロードできるようになっています。もちろんWindowsでもMacintoshでも利用することができます。そのRSSリーダーにbounce.comなど自分が読みたいサイトのRSSを登録しておくと、そのサイトの最新の記事の見出しを一覧で表示することができるのです。
表示された見出しの中に自分が読みたい記事(例えばU2の新作の記事とかね)があった場合はその見出しをクリックします。すると実際にその記事にジャンプするので思う存分読みまくれるのです。最初は見出しだけが表示されるので、その中から自分が必要な記事だけをチェックすればいい。逆に言えば興味のないニュースは読み飛ばせるわけですね。つまり、「オレは洋楽の情報しか必要ねえぜ!」という人は洋楽のニュースだけをチェックすればいい、ということ。ま、それはそれでちょっとさびしいですけどね。
 | | 見出しをクリックすると実際にbounce.comの記事を読むことができます(拡大画面) |
| |
もちろんRSS配信がされているのはbounce.comだけではありません。例えば朝日新聞が運営するasahi.comでもニュースのRSS配信を行っています。これを同じRSSリーダーに登録しておけば、bounce.comでエミネムのゴシップ記事をチェックしつつasahi.comで大統領選挙の行方についての解説を読んだりすることができるのです。
また、RSSを配信しているのはマスコミのニュースサイトだけではありません。ウェブログ(ブログ)と呼ばれている個人サイトは、ほぼすべてがRSS配信を行っています。つまりRSSリーダーさえあればbounce.comの音楽ニュースを見るのと同時に友達のブログ(アーティストのブログも最近は多い)に掲載されている新しい記事を読むことができます。そう。インターネットが普及したこの世界では、大マスコミの記事も友達発のニュースもすべて並列なのです。
そして、RSSリーダーを使えば常に最新の情報をチェックすることができます。例えば更新頻度を5分に設定し、パソコンを立ち上げておきさえすれば、5分おきにRSSリーダーが登録してあるすべてのサイトから自動的にRSSを取得し、最新ニュースの見出しを見せてくれたりもするのです。ポータルサイトやニュースサイトをブラウザで巡回している人も、常時内容が更新されるRSSリーダーで見出しを確認すれば、興味のある記事だけを確認できます。「え?R.E.M.って来日するの?ていうかチケットソールドアウトって……」なんて悲劇はもうありません。
将来的にはInternet ExplorerのようなウェブブラウザでもRSSを利用できるようになると言われていますし、MAC OSの次期バージョンに搭載されるブラウザにはRSSリーダー機能が最初からついているようです。RSSで文章を読むことが常識になる前に、いち早くRSSの便利さを体験してみてはどうでしょうか? |
では実際に使ってみよう
それでは実際にRSSリーダーを利用してみましょう。まずはWindows XP対応の一般的なRSSリーダー「NewsGlue」を使ってbounce.comのRSSを購読してみます。
「NewsGlue」をダウンロードしてインストールしたら、まずはソフトを起動します。無事ソフトが起動したら「ニュースの追加」というボタンを押し、URLの欄にRSSのアドレス(bounce.comの場合http://www.bounce.com/news/rss/)を入力します。基本的にはこれだけで準備は完了です。これで自動的にbounce.comから最新のニュースの見出しを取得できます。
 | | 「ニュースの追加」を選んでRSSのURLを入力します(拡大画面) |
| |
他にもいろいろなRSSリーダーが
ここで紹介したRSSリーダー「NewsGlue」は「Outlook Express」のような、いわゆるメールソフトに似た画面です。3分割された画面で効率的に情報を取得できるように工夫されおり、とても便利なのですが、RSSリーダーの中にはまったく違うものもあります。例えば「Rabbit Ticker」というソフトはとても小さくてシンプルな画面です。PCの画面の隅のほうに常に表示しておき、気になった記事があればブラウザで詳しく記事を読むことができます。常に表示させておくならこれくらい小さなほうがいいという人もいるのではないでしょうか。
また「RSSバー」というソフトを使えば、「Internet Explorer」にRSSリーダー機能を追加することができます。
 | | 「Rabbit Ticker」はPCの画面の片隅に置いて常にニュースをチェックできる(拡大画面) |
| |
 | | 「RSSバー」を使うと「Internet Explorer」にRSSリーダー機能を追加できます(拡大画面) |
| |
RSSリーダーの便利な機能
複数のサイトから最新の記事の見出しを取得して、必要なものだけをじっくりチェックできるRSSリーダーは、それだけでもとても便利ですが、ここではさらに一歩進んだテクニックを紹介しましょう。まずはキーワード検索機能。キーワードを登録すると、購読しているすべてのRSSの中から、その言葉が含まれるニュースを一覧表示してくれます。例えば「CCCD」でキーワード検索すると、bounce.comのニュースだけでなく、新聞のニュースサイトや個人サイトなどからも「CCCD」の記事を漏れなく検索できます。マスコミやメーカーの情報だけでなく、個人のブログなども含んで検索すると、いろんな視点から一つの物事を考察するきっかけになります。
また、RSSを利用した検索ページというものもあります。「Bulkfeeds」というページはその代表的なものです。ここで検索すると、膨大な数のブログから、そのキーワードを検索できます。買おうかなと思っているアルバムのタイトルを入力すると、その感想を書いたブログが大量にみつかり、雑誌や広告では得ることのできない生の声を簡単に聞くことができるのです。音楽好きな友達がすすめるアルバムなら聴いてみたくなるでしょ?
このようにRSSを使うと必要な情報を効率的に得ることができます。bounce.comのRSS配信をきっかけに、あなたもRSSリーダーを使ってみてはいかがでしょうか?一度使うとその便利さに手放せなくなることうけあいです。
 | | BUMP OF CHICKENのアルバムタイトル『ユグドラシル』で検索すると629件のブログの記事が見つかりました(拡大画面) |
| |
|
|  |  |
この記事を flogに追加
この記事をはてなブックマークに追加
|