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第5回 ─ チルアウト


掲載: 2002/08/08
更新: 2002/10/03
ソース:『bounce』誌 234号(2002/7/25)

灼熱の季節、大騒ぎとか胸騒ぎの合間にしっくりチル……てなときに、さあ、ナニを聴けばいいのかな?という感じでユルユルとチルしながら読んでください

文/bounce編集部



 チルアウト。そもそもはクラブで騒ぐ合間にラウンジなんかでまったりするような、踊り疲れた身体(とかマインド)を癒すような、そんな行為である。そして、その言葉は、KLFのアンビエント・アルバム『Chill Out』(90年)で一般的になったとされている。もちろん、そういった音楽やムード、概念や行為はずっと昔から存在していたものだが、ビートレスなエレクトロニック・ミュージックやダウンテンポが〈チルアウト〉と総称されるようになったのはその頃のことだ。そして94年頃には、イビザの〈カフェ・デル・マー〉におけるホセ・パディーヤのDJセットが話題になり、ヨーロッパでは新しい音楽のカテゴリーとして、チルアウト・ブームが到来。ホセや他のDJがプレイする楽曲──ロックやジャズ、フォーク、エレクトロニカ、レゲエなどなど──は、(ジャンルではなく)ある一定のメロウでリラクゼーショナルなムードを持った音楽全般の総称として〈チルアウト・ミュージック〉と呼ばれ、現在に至っている。が、そういった知識や背景、あるいは明確な定義さえ要しないところにこそ〈チルアウト〉の本質がある。繰り返すが、チルアウトはジャンルではない。チルアウト・ミュージックとは? それは、あなたがチルアウトできる音楽すべてのこと。それでいいんです。
KLFの『Chill Out』(TVT)。オリジナルはサンプリング・クリアランスの問題で廃盤になっており、こちらは再リリース版

electrical loversに訊く、〈私が考えるチルアウト〉

インタヴュー・文/出嶌孝次

 
独特のアンビエンスを根底に置いたアプローチで、凛と張り詰めた音世界を追求するelectrical loversことchihiro。ニュー・アルバム『MICRO LAND』のリリースに続いて、このたびチルアウト・コンピ『electrical lovers present chill-out lovers』を選曲した彼女に話を訊いてみました。まずはchihiro自身とチルアウトとの出会いから。そのコンピのライナーノーツに、彼女はKLFの『Chill Out』との出会いを〈衝撃的〉と綴っているのですが、具体的にはどういうところが?

  「それまで自分が持っていた〈音楽〉という定義を完璧に打ち破ってくれたんです。〈こういうのもアリなんだな〉と。現在のいわゆる〈チルアウト音楽〉は、例えばBGMでかかっていても楽しめるものだけど、『Chill Out』は意識を凝らして聴かないと理解しづらいもので、そういう点では現在の〈チルアウト〉とはあまり接点がないのかもしれません。ただ、その理解しづらさは〈深さ〉でもあって、そういう〈深み〉を私も常に自分の音楽に持たせようとしてる。自分の中では繋がってるんですよ」。
chihiroの選曲・監修によるチルアウト・コンピ『electrical lovers present chill-out lovers』(東芝EMI)

ここで重要なのが〈自分の中では〉という部分。人それぞれで具体像が異なったり、その像を結びにくかったりするのが〈チルアウト〉のおもしろいところですからね。それを考えるのは無為なことですけれども、何がしかの共通項があるはず。

  「環境は大事ですよね。ただ〈イビザのビーチ! サンセット!〉のような環境が必要っていうわけじゃなくて、自分がリラックス、チルアウトしている環境で、そこにフィットする音楽をかければ、それは〈チルアウト・ミュージック〉なわけで。一方で、どんな状況下でも必ずチルできる音楽というのもあるんだけど、それは人それぞれでしょうし。とにかく、普段のペースを〈落とす〉というか、テンションを〈抜く〉というか、そういう必要な時間や空間をもたらしてくれる音楽、ということでいいんじゃないでしょうか?」。

 なるほど。ただ、そういうカテゴリー(?)として言葉が一人歩きしてしまった〈癒し系〉とかと混同されそうなムードの言葉でもありますよね。

  「うーん……でも、私のアルバムにしても、コンピにしても、〈癒し系〉のコンピには入らなそうな曲ばかりでしょ? なんとなく(笑)。しいていえば……すでに疲れてしまっている人を励ますのが〈癒し〉なら、〈チルアウト〉はテンションが上がりすぎたり、刺激を受けすぎた状態から、平熱に戻るための音楽なんじゃないかな?」。

 なるほどなるほど。じゃあ、『MICRO LAND』も〈チルアウト〉というタームを考慮に入れたものなんでしょうか。

  「私の場合、〈人生チルアウト〉がテーマなんで(笑)。例えば、曲の構想も、自分の部屋で自然体でいるときにしか沸いてこないし、自分がいちばん心地良い音を選びながら作っているので、自分にとっては最良のチルアウト・ミュージックになっているのかも。逆にいえば〈人をチルアウトさせる音楽〉をつくっている意識はないわけで、『MICRO LAND』が聴く人すべてをチルさせられるかどうかはわかりません。そうなってくれたら嬉しいけど。まぁ、そうはならないだろうから(笑)、コンピのほうも出してみようということになったんですよ」。

 ということで、話は戻って……コンピ『electrical lovers present chill-out lovers』にはエールやマッシヴ・アタック、ブラー、ケミカル・ブラザーズ……と幅広いアーティストたちの楽曲が共通の質感をモチーフに並べられています。

  「初めてこういう音楽に触れる人が入りやすいように、ということは意識しました。音的にも、アーティストの名前にしてもね。私がデジタルな音が好きなんで、そういうもの中心になってますが、ただ無機的なんじゃなくて、いずれも音に〈温もり〉を感じる曲たちですね。あと、世界的にチルアウトはクラブ・ミュージックという範疇からすでに脱しているんで、東京という街で聴いても、あるいは部屋で聴いても、フィットするものにしようとはしました」。

 そう、何でもアリなチルアウトの世界を窺うには最適の一枚ですよ。

  「『MICRO LAND』が必ずしも〈チルアウト・ミュージック〉を作ろうと意識したものではない一方で、〈チルアウト〉という概念や行為をもっと多くの人に伝えたいという気持ちが強くあって、それがコンピになったわけですが、聴いた人には自分にいちばんフィットするチルアウト・ミュージックを見つけてもらえれば、と思っています」。
electrical loversの最新アルバム『MICRO LAND』(東芝EMI)

ホセ・パディーヤはイビザの夢を見るか?

インタヴュー・文/武田 了

 

先日、東京と福岡で開かれた初来日パーティーも大盛況だったホセ・パディーヤが、はじめてサウンドトラックに挑んだ『El Soeno De Ibiza』がリリースされた。同名の映画は、やはりイビザ島出身で、スペインの広告業界では名の知れた若手映像作家、イゴール・フィオラヴァンティの作品だが、元カフェ・デル・マーのレジデントDJであったホセが音楽を監修したとあって、この春の封切り以来、ヨーロッパ各地で静かな話題を呼んでいるようだ。

 イビザの映画というとピンク・フロイドがサントラを書いた「モア」が頭に浮かぶが、ドラッグ体験の負の部分にフォーカスしたその作品に比べると、地中海に浮かぶ甘美な楽園の風光を背景に、悲劇を含みながらも温かい人間ドラマを描くこの「El Soeno De Ibiza」は、この島に魅了された多くの人が共通に感じている〈イビザのハート〉を初めて表現した映画だといえそうだ。

  「これはイビザの狂乱的なナイトライフとは何の関係もない映画なんだよ。島で生まれた3人の子どもたちが、やがてそれぞれの人生を歩んでいく――いわばぼくらの誰もが経験することを描いた作品なんだ」。
リリースされたばかりの、ホセ・パディーヤが手掛けたサウンドトラック『El Soeno De Ibiza』(Wea/ワーナー)


 ホセはこの作品のために、選曲するにとどまらず、彼自身が新たに書き下ろした曲を加えた。

  「正直なところ、もっと時間が欲しかったね。というのも、このサントラは、半分は僕の新しいアルバムみたいなものだからね」。

 各シーンの映像を見ながらピックアップした曲には彼の代表曲である“Adios Ayer”のリミックスも含まれるが、全15曲のうち、5つが彼の新曲だ。

  「最初のテーマ曲を除けば、あとはすべて映像を見ながら、そのシーンを象徴するような曲を作った。ひとつのシーンのために4、5曲書いて、そこから選んだものもあるんだ。すごく迷ったんだよ。……主人公のひとりがエイズだとわかって、バイクで病院に行くシーンなんだけどね」。

 だが、どの曲も決して重たい内面の描写に引き寄せられていくわけではなく、その感触は彼がコンパイルしてきた〈Cafe Del Mar〉にきわめて近い。彼の選んだ曲、書き下ろした曲を含めて、あちこちにスペインやアフリカの音楽が濃い影を落としているのも特徴だ。ホセ自身が育ったのはイビザではなくスペイン本土のバルセロナだが、古くからアフリカとの交易も盛んで、ローマ人やアラブ人を含め、さまざまな異民族の来襲を受けてきたこの島を、彼がどうイメージしているのかもよく伝わってくる。

  「いまのイビザはイギリス人に占拠されているわけだけどね。僕が20年前にやってきたときのイビザにはもっとエネルギーが渦巻いていた。いま、この島は人にまみれて疲れてしまってはいるけど、それでも僕にとっては特別な島だよ。僕にとってのイビザのイメージをあえて言葉にするなら、リベルタ(自由)、だね」。

  〈Cafe Del Mar〉同様に、イギリス人のDJたちがコンパイル/ミックスした〈イビザもの〉にはないある種の神秘性がこの『El Soeno De Ibiza』に漂うのも、ホセのイビザに対する思いの深さからくるのだろう。

 なお、サントラに先駆け、彼が昨夏リリースしたアルバム『Navigator』が新たにリミックスやプロモ・クリップも収録した特別版として新装リリースされた。「リミックスは僕のダークな面も出ていて、すごく気に入っているよ。ぜひ聴いてほしい」ということだ。
ホセ・パディーヤの2001年作『Navigator』(Wea)。ジャケットは新装版のもの

ジャンル無用! ゴタクも無用! 火照った心を冷ます特選チル盤をドドーンとご提案!!

ディスク・ガイド/青木正之、狛犬

VARIOUS ARTISTS

Real Ibiza V : The Sun Lounge
React(2002)
これぞド定番!イビザ・コンピといえばコレはハズせません。毎回クールでエレガントなトラックをセンス良くまとめあげてくる本シリーズ。心を落ち着かせるとともにゴージャス&リッチな気分にも浸らせてくれる。これさえあれば、常にイビザを身近なものに感じることができるかも?(青木)

 

 


 VARIOUS ARTISTS

Chill:Brazil
Warner Brazil(2002)
そのまんまなタイトルのコンピも数多いチルアウト業界(って?)ですが、これもそのひとつ。マルコス・ヴァーリからジョアン・ジルベルト父娘、アジムス、果てはDJマーキー&パチーフェまで、広い意味でのブラジル音楽がぎっしりの2枚組。万人が抱けるサウダージな風情でまったりチルアウト。(狛犬)

 

 
VARIOUS ARTISTS

Cafe Del Mar 9
Cafe Del Mar(2002)
本作でシリーズ第9弾を数える、チルアウト・コンピレーションの定番。コンパイラーはブルーノ・レプレトレ。なんだかんだいっても、やはり選曲のセンスや独特の解放的なヴァイブレ〜ションには不動の良さがありますな。ビーチ・ハウスで呷るちょっと冷えたアルコールのようなもの。(狛犬)

 

 
VARIOUS ARTISTS

CHILL OUT XPERIENCE-BLISSFUL
BMGファンハウス(2002)
DJ19選曲&監修によるノンビートのトラックを中心にまとめられた本作。都会的なスタイリッシュさでアルバム全体が統一され、チルアウトのヒーリング・ミュージック的な側面が強く打ち出されている。ダイド、フェイスレスなどこのシーンの顔ともいえるアーティストを収録。(青木)

 

 
VARIOUS ARTISTS

Chillout Moods
Demon(2002)
ハウス、2ステップ、ヒップホップ……のダウンテンポ・ミックスなどを中心に、クラブ・オリエンテッドなチルアウト・ムードを醸し出した一枚。グルーヴ・アルマダやB15プロジェクトから、アンバー、クリスティン・ブロンド、ダブスターまで雑多な顔ぶれながら、ムードは一貫してユルくてセクシャル。(狛犬)

 

 
VARIOUS ARTISTS

CHILL OUT XPERIENCE-APHRODISIAC
KSR(2002)
日本、イギリス、トルコ、イタリア。インターナショナルに珠玉の名曲をコンパイル。作品ごとの素晴らしさだけでなく、アルバム・トータルの流れも考慮に入れて選曲、構成されたこだわりの一枚。控えめではあるが、ゆったりとドラマティックな世界が構築されている。(青木)

 

 
ZERO 7

Simple Things
Ultimate Dillemma(2001)
いまやチルアウト・シーンには欠かすことのできない超重要なポジションにいるゼロ7。昨今のダウンテンポ系のコンピレーションでその名前を見ないことなどありえないだろう。このデビュー作ではさまざまな音楽的ルーツを覗かせながら、究極のチルアウト・ワールドへ誘ってくれる。(青木)

 

 
CHRIS COCO

Next Wave
Superb Trax(2002)
ミスター・チルアウト、クリス・ココがDJ、プロデューサーとして培ってきた長年の経験のすべてを注ぎこんだ初の本人名義アルバム。記念すべきこのデビューを祝うように、個性豊かなゲストが多数参加。彼の多面的なオリジナリティーを色濃く反映したカラフルな仕様になっている。(青木)

 

 
PET SHOP BOYS

Release
EMI(2002)
ひとクセもふたクセもあるニール・テナントの歌声が、かつてこんなにも温かく響いたことがあっただろうか。聴き手を優しく包みこむようなアンビエント風のサウンドは、まさしく心を〈Release=解放〉してくれるもの。ペット・ショップ・ボーイズの新しい一面が花開いた、会心の一枚。(青木)

 

 
SADE

Lovers Rock
Epic(2000)
愛と哀しみを柔らかく綴った名作。プロコム・ハルム的なノスタルジアが遠くのほうから漂ってくる“By Your Side”にゆったりと全身を絡め取られ、あとはひたすら心身の澱が洗い流されていく。それと気付かないほどの微風で風鈴がチリンと揺れるような、さりげなくもディープなチルアウト・スウィーツ。(狛犬)

 

 
VARIOUS ARTISTS

Cafe Del Sol Vol. 2: Chilled Out Ambient Grooves From Ibiza
Warner UK(2001)
〈The Ambient Collection〉シリーズで有名なイビザのDJ、イビザールがコンパイルしたチルアウト集。みずからの曲を中心にさらりと繋ぎ、そこに通底する美しいアンビエンスを取り出す手腕はサスガ。夏が来たらこの人のクールさが欲しくなる!(狛)

 

 
MIKE OLDFIELD

Tres Lunas
Warner UK/ワーナー(2002)
ブームを予見していたわけではないだろうが、古くから幻想的な音空間を作ってきたマイク・オールドフィールド。イビザに移り住んで間もないからこそ素直に奏でられる、楽園の息吹。イビザに長年いるプロデューサーたち以上に、イビザをピュアに描いた至福のサウンドスケープ。(青木)



MOBY

18
V2(2002)
ブルースやゴスペルを下地に、ソフトなエレクトロニクス風味を加えてソウルフルかつレイドバックした曲が並んだモービーの最新アルバム。チルアウトの範疇で語られることはまずないモービーだが、ここにあるゴスペル・タッチのサウンドやヴォーカルには、間違いなく日々の緊張から解放してくれるチル効果があるはず。(青木)

 
FENNESZ

Endless Summer
Mego(2001)
終わらない夏……ってだけでもう心がさわさわ動かされる名作。柔らかな生の感触と静々と流れる電子音の無機質な情緒が編み出すセンチメンタリズムがたまらん。この種のアコースティック&エレクトロニクス盤は最近増加傾向を辿ってますが、ノスタルジックなチルアウト具合ではコレが最高かも。(狛犬)

 
SMOKE CITY

Heroes Of Nature
Jive(2001)
ダ・ラータやバー・サンバとも縁深いロンドン発ブラジリアン・グルーヴァーのセカンド・アルバム。雑踏の中で見る異国の夢のように全編が霞がかっていて、ビートが走ろうともウネウネ漂うチリンな風情は乱れることなく悠久と流れ続ける。ニナ・ミランダのヴォーカルにもヤバいほどの鎮静作用アリ。(狛犬)

 
SYLVIA

Pillow Talk: The Sensuous Sounds Of Sylvia
Rhino
事後の戯れのような“Pillow Talk”はいわずもがな、イヌとネコを気取ったじゃれ合いを延々囁きかける“Pussy Cat”など、このうえなくセンシュアスで時間が永遠に間延びしそうなサウンド。ムードだけがもやもや漂って流れ続ける、汁アウト・ミュージックの女王。(狛犬)

 
フィッシュマンズ

Neo Yankees' Holiday
ポニーキャニオン(1998)
夜道をさまよいながら見る白昼夢のように絶妙にいかれたサウンドをいつも届けてくれたフィッシュマンズ。簡素なメロディーと夢見るような歌い口が、押し付けがましくない詞の世界と相まって、魅惑的にゆらめく。こういう日本のチルアウト音楽がもっと生まれてきてほしいものです。(狛犬)

 
RADIOHEAD

Amnesiac
Capitol(2001)
『OK Computer』以降、エレクトロニカとの関係性がしきりに取り上げられているレディオヘッド。しかし音フェチぶり全開のディープかつ緻密なサウンドは頭であれこれ考えながら聴くだけでなく、単純に身体でその心地良さを感じとることもできるもので、優れたチル・スペースを演出してくれる。(青木)

 
VARIOUS ARTISTS

Backroom Beats
Twisted(2001)
毎作ドップリとサイケデリック・トランスを味あわせてくれるレーベル、トゥイステッドが贈るダウンテンポ/アンビエントのコンピ。入念に作りこまれたトリッピーな音が五感の奥深くまで入りこむ夢幻の世界。ディープながら間口の広い聴きやすさが本作を魅力的な作品にしている。(青木)

 

 
小室哲哉

BLUE FANTASY
FOA(2002)
深海のブルーを両手ですくい上げては海に帰すような、アンビエントのシンフォニー。和的情緒をも感じさせるメロディーの展開なども含めて、TKのロマンティック・サイドが如実に溢れ出してる感じ。8ヴァージョンのリミックスではトランシーな昂揚とアフターアワーズのゆらめきがうっとり交錯する。(狛犬)

 

 
MARK FARINA

Connect
OM(2002)
米西海岸はサンフランシスコを代表するDJがリリースした最新ミックスCD。ジャジーでスモーキーな選曲によるユル〜いダブ感覚はこの人ならではの味。その雰囲気はチルというよりレイドバック?ではあるけれど、それもまたチルアウト曼陀羅のひとつ。蚊取り線香のようにゆらゆらと煙るグルーヴにまったりトベます。(狛犬)

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