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第91回 ─ 青柳拓次と仲間たちが集う〈CLUB KAMA AINA〉にようこそ!


掲載: 2006/06/01

ソース:『bounce』誌 276号(2006/5/25)

文/bounce編集部




青柳拓次が自身のソロ・プロジェクト=KAMA AINAの最新作『CLUB KAMA AINA』を発表した。LITTLE CREATURESやDouble Famousをはじめ、国内外のさまざまなアーティストと活動する彼が今回選んだ場所は、グラスゴー。
KAMA AINAのニュー・アルバム『CLUB KAMA AINA』(pop-po/ビデオアーツ)

「人々が旅の途上に集まるようなクラブを思い描きました。楽士が演奏しているなか、人々が自分の過去や未来を語り合っているような」イメージが込められた今作には、ビル・ウェルズをはじめとしたグラスゴーの名楽士たちとの、アットホームな雰囲気で満たされている。ここでは、UKツアーから帰ったばかりの彼に今作について、そしてグラスゴーについて話を訊いてみた。

▼青柳拓次関連作品を紹介
KAMA AINAのベスト・アルバム『music activist』(Geographic/FOLK-CORE)
LITTLE CREATURESの2005作『Night People』(CHORDIARY)
Double Famousの2005年作『BRILLIANT COLORS』(スピードスター)


青柳拓次が語る〈CLUB KAMA AINA〉にまつわる人々

ビル・ウェルズ・トリオの2006年作『Live At Banchory』(Bill Wells)

BILL WELLS
「本当に音楽が最大の関心事という感じの人」というビル・ウェルズと東京でセッションしようという3年前の話から、今作の旅は始まった。その東京でのセッションでできたという“Car Song”をはじめ、数曲ピアノやアコーディオンで華を添えている。


イザベル・キャンベル&マーク・ラネガンの2006年作『Ballad Of The Br-oken Seas』(V2 )

ISOBEL CAMPBELL
“Millport”と“Car Song”においてヴォーカルとチェロを担当した元ベル・アンド・セバスチャンのイザベル。スコットランドのフェスティヴァルに出演した際に、ビルに紹介されたのがきっかけ。即興演奏家としても優れたところを見せ、青柳を驚かせた。


パステルズの2003年作『The Last Great Wilderness』(Geographic)

THE PASTELS
パステルズのレーベル=ジオグラフィックからKAMA AINAのベスト盤『music activist』をリリースした経緯もあって、今回“Millport”でヴォーカル参加したスティーヴン・パステルとカトリーナ・ミッチェルらパステルズとは昔から非常に親交が深い。今回のレコーディングも、2人の家に居候しながら進行していったそう。


ティーンエイジ・ファンクラブの2005年作『Man-Made』(Pema)

TEENAGE FANCLUB
今作の参加アーティスト以外でも、グラスゴーでは交流はあったようで、なんとティーンエイジ・ファンクラブのノーマン・ブレイクの家で、ジャド・フェアらと作っているアルバムに参加したそう。ノーマンは「〈KAMA AINAが来るなら〉って自慢のハワイアンのレコード・コレクションを出してくれましたよ(笑)」。


about GLASGOW

グラスゴーでライヴをすると「BMXバンディッツやベルセバからは、誰かいつも来てくれる」という。日本とのライヴでの違いは?と尋ねると、「日本では曲が完全に終わって拍手がくるのが、UKでは曲の終わりゆくところで拍手がきます。変な間が空かずにMCもほぼ必要ないですね。自分が海外アーティストになるから、少し余計に歓迎されているのかも(笑)」。

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