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掲載: 2006/07/27
ソース:『bounce』誌 278号(2006/7/25) |
天国にいちばん近いグルーヴはここにある? ブラジル音楽のフレイヴァーを爽快に届けるサマー・スイートが世界中から続々と到着していますよ!! うっとりするような風に身を委ねれば、あなたの夏はカナリア色に染まる!!
文/佐々木 俊広、出嶌 孝次、仲村 美夏
HELEN CRISTINA 『Helen Cristina』 インパートメント(2006)
イルマの人気コンピ〈Sister Bossa〉の最新作にも楽曲提供している女性シンガーのファースト・アルバム。インディア・アリーにも通じるアコースティック・ソウルな肌触りを基調に、エリス・レジーナ曲をドラムンボッサ仕立てで爽快に突っ走る感性もグー。カレイドスコーピオ人脈の秘蔵っ子です!(佐々木)
SIRIUS B 『Casa Do Sol』 Sirius B(2006)
UK産ブラジリアン・ジャズ界きっての名ボランチ(強引?)、シリウスBの新作はドラムンベースやダブも採り入れ、彼らの出自=ブリストルも意識した仕上がりだ。ビートルズ“Things We Said Today”とミルトン・ナシメント“Vera Cruz”が違和感なく繋がる展開力はまさに一撃必殺のキラーパス!(佐々木)
BEBEL GILBERTO 『Remixed』 Ziriguiboom/Crammed(2005)
ブラジル音楽とクラブ・ミュージックの橋渡し役として、さまざまなシーンで貢献してきたベベウ。『Bebel Gilberto』のリミックス盤となる本作にはDJスピナ、ラテン・プロジェクト、ヤム・フー?などが参加。どれも原曲の持つチルでアンビエントな雰囲気を上手く活かしたプロダクションが光る。(佐々木)
SABRINA MALHEIROS 『Vibrasons』 Far Out(2006)
ヴェノム(ブルーイの息子)のバックアップで登場したサブリナ嬢の楽曲を、クァンティックやニコラ・コンテ、ケニー・ドープ、インコグニート、マックス・コール、アズ・ワンらいかにもな面々が再構築した爽やかなリミックス・アルバム。でも、スピリチュアル・サウスによる“Capoeira Vai”は超ホット!!(仲村)
『Bem Funk -DJ Marlboro』 Som Livre(2005)
日本でも入手が容易なマルボロさんのミックスCD。マルチ−ニョやプリモらMC勢の強烈なアゲっぷりにパーティー・ヴァイブがムンムン。タイトルだけで気温も上がるSDボーイズ“Uh! Uh! Ta Tomando”など、熱くて太くて固くて黒いバイリ・ファンキの真髄!(出嶌)
ANTENA 『Toujours Du Soleil』 Isabelle Powaga(2006)
カヴァー・ヒットさせた〈イパネマの娘〉から25年、イザベルを中心とした久々のアンテナ名義作! ヨーロピアンなアンニュイさでブラジル音楽を透過したような清々しい音像はもちろん健在です。福富幸宏のハウシーな“Love Is To Blame”も涼しい〜。(仲村)
『Viva Brasil』 Union Square/Pヴァイン(2006)
グルーポ・バテュークによるフットボール・アンセムをはじめ、フライトロニクスやサブリナ・マルヘイロなど、ほぼ全曲がファー・アウト音源というUK産のコンピ。クロスオーヴァーなトラックと、夏風を浴びた美しい旋律が絡み、イイ意味で聴き流せそうな爽快盤!(仲村)
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『Samba Goal』 Universal Brazil(2006)
ブラジル代表/バルセロナFC所属のロナウジーニョさんが選んだブラジル音楽界のセレソン勢揃いコンピ。間が悪いとかは言いっこなし! ご本人のイケる歌を筆頭に、カエターノやジルベルト・ジルらの定番が並び、なぜかレゲトンのウィッシン&ヤンデルまで登場する、夏本番コンピです!!(出嶌)
DJ PATIFE 『Na Estrada』 Trama(2006)
ブラジリアン・ドラムンベースの筆頭格がようやく放ったオリジナル・アルバムにして、この夏の本命! メロウなヴァイブすら湛えたメロディアスなトラックに全身はトロトロ。マリーザ・モンチ“Diariamente”、スティーヴィー・ワンダー“Overjoyed”の2大カヴァーも必聴ですよ。(出嶌)
『Veronica Costa Apresenta Equipe Glamourosa』 Veronica Costa(2006)
グラマラスなバイリ・ファンキDJのヴェロニア・コスタ様の痛快なミックスCD。ありがちなファンキ盤とは一線を画するスポーティーな現場ノリの仕上がりに惚れる! 汗とかがダラダラ出る激しい夏の恋に打ってつけのパーティー盤!(出嶌)
『World Cup Of Drum&Bass vol.1』 FENOMENO(2006)
こんな便乗タイトルに反して中身は粒揃い!! ドラマジックの“Sambarock”、DJマーキー&XRS“Moments Of Lust”のMAKOTOリミックス、XRSのソロ曲、そしてフェルナンダ・ポルトらによるジョビン・カヴァーなど、ここではブラジルが優勝!(出嶌)
『Rio Funk』 Irma(2005)
涼しげなジャケですが、中身はバイリ・ファンキなのでご注意を! コドモなのか早回しなのかわからんラップがエグ〜いシンディ・オハナの“Chupetinha”を筆頭に、過剰なヴァイブがドクドク溢れてます。暑い日には辛いモノを喰ったほうが身体にいいってこと!(出嶌)
MUSTAFA 『De Paris Ao Vidigal』 Staff(2005)
サンパウロ在住のクリエイター、ムスタファの初アルバム。もともと、70'sソウルやジャズ・ファンク専門のDJだっただけあって、ブレイクビーツとウワモノ使いのバランス感覚はとってもキャッチー! ソウルフルな男女ヴォーカルの使い分けも憎いほどにハマってるね!!(佐々木)
RIOVOLT 『Sunshine Suite』 aperitivo(2006)
カレイドスコーピオと共同ミックスした〈aperitivo sessions〉で名を上げたドイツ人クリエイター、リオヴォルトの最新作! 洗練を極めた手腕で爽快なブラジリアン・ハウス〜ボッサ・ブレイクスを編み上げ、リリアン(スーコ103)らの美声を巧みにあしらった作りはズルい、けど最高!(仲村)
『Gilles Peterson Back In Brazil』 Ether(2006)
何でもかんでも推薦しすぎ!?の素敵な選曲家が、ブラジル掘りへご帰還! 70年代の本場モノを中心にしたDisc-1、バグズ・イン・ジ・アティックやルイシート・キンテーロなど近年の欧米モノをまとめたDisc-2という2枚組。バイレ・パンク野郎ことエドゥKを選んでるのも流石!(出嶌)
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KALEIDOSCORPIO 『Tem Que Valer』 Son Livre(2005)
シンガー/ダンサーのジャナイナ・リマとプロデューサーのハミルソン・マイアによるユニット。2004年にブラジルでリリースされた後、イルマとの契約で世界的にブレイクした本作は、ドラムンベース&ハウスを通過したサウンドに、軽やかなアコースティック・フレイヴァーがベスト・マッチ!(佐々木)
JULIE & KHARI 『Moon Bossa』 Julie & Khari/Pヴァイン(2006)
ジーヴァ〜インディア・アリー・バンドで活躍するカーリ・シモンズが、在米UKジャマイカンのジュリー・デクスターと組んだデュオのダンサブルな名作! 軽やかなブラジル風味とナチュラルなソウル感覚が融合した聴き心地は極上で、ジョビンやバーシアのカヴァーもセンス良し!(仲村)
SOLAZUL 『Solazul』 Nice+Smooth(2006)
トロントの〈青い太陽〉によるアッパーなブラジリアン・ブレイクス作品。ジャングル系のヴィジョナリーによる緻密なトラックに、多彩なミュージシャンが奏でる軽快な生楽器を絡めたグルーヴィーな作りはブロークン・ビーツ経由でしょうが、この軽〜い楽しさは彼らならでは。注目です!(仲村)
『Sambass Vol.3』 Irma(2006)
ウィルソン・シモナルやマックス・ジ・カストロの楽曲をはじめ、ライトなR&Bのコンピとしても楽しめるブラジリアン・ドラムンベースの人気コンピ最新作。冒頭のDJパチーフェ&クリーヴランド・ワトキスによる、スティーヴィー・ワンダー“Overjoyed”のカヴァーからもう夢見心地……の、DJミックス付き2枚組!(佐々木)
CARLA ALEXANDAR 『Sambamuffin』 April/ARGUS(2006)
17歳でジョルジ・ベンジョールのワールド・ツアーに帯同し、現在はコペンハーゲンを中心に活動する才女のセカンド・アルバム。ステディ・ディジン・ワークショップやディガブル・プラネッツのレディバグ・メッカらもフィーチャーした極彩色のポップ世界を構築。ロウなビートが下っ腹に効くね〜。(佐々木)
『Soul Com Bossa』 Pヴァイン(2006)
ジュリー&カーリでも活躍するカーリ・シモンズが、ボッサ系のオーガニック・ソウル〜ブラジル風味ハウスをコンパイル。ジーヴァの“I Realized(Twilight Bossa)”をはじめ、アンソニー・デヴィッド、シークらのサウダージなトラックにうっとり。夕暮れ時のBGMに重宝しそう。(仲村)
DJ MARKY & XRS 『In Rotation』 Innerground(2004)
ブラジリアン・ドラムンベースの第一人者=マーキーがXRSと組んだ初のオリジナル作。サウダージな出世曲“LK”はもちろん、クリーヴランド・ワトキスの歌がソウルフルな“Breeze”、ジルベルト・ジルを迎えたサマー・チューン“Dia De Sol”など名曲だらけの必携盤!(出嶌)
『Paz E Futebol : A Selection Of Brazillian Songs Compiled By Jazzanova』 Sonar Kollektiv(2006)
フットボール讃歌を多めにジャザノヴァが編んだブラジリアン・コンピ。マルコス・ヴァーリの表題曲をはじめ、エドゥ・ロボらの名曲選に、シリウスBなどのトラックが入り交じるクロスオーヴァーな内容です。(仲村)
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