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第105回 ─ カルシウム不足な奴らが蔓延る現代……社会にはもっとボンサグが必要だ!!


掲載: 2006/11/22

ソース:『bounce』誌 281号(2006/10/25)

文/DGノックアウト&ダレスタ



ダレスタ「脱退だ! 脱退!」

DG「うるせえなあ。前からわかってたことだろ。実際に3人でアルバムが出ると、出来は別として何か感じるモノはあるけどな」

ダレスタ「3人って何だよ!? オマエはGな世界でぬかるみすぎて、世間と隔絶されてんじゃねえの? KAT-TUNが5人になったっていうハナシに決まってるだろ!」

DG「脱退じゃなくて活動休止だぞ。まあ、某24時間TVの時からわかってたことだ。あのウェッサイ君はクリーヴランドに留学らしいな」

ダレスタ「いい加減なこと言うな! 名前も〈西〉しか被ってねえだろうが」

DG「赤西くん=ビジー・ボーンっていう説は新鮮だよな」

ダレスタ「確かにボーン・ザグズン・ハーモニー、略してボンサグから素行不良のビジーが脱退したのは大打撃だがな」

DG「彼らも10年以上のキャリアがあるからな……そう考えると、キムタクが初めて〈抱かれたい男〉に選ばれた頃にもボンサグはボンボン言ってたんだから凄いよね」

ダレスタ「例えがわかんねえよ!」
ボーン・サグズン・ハーモニーのニュー・アルバム『Thug Stories』(Koch/ビクター)




"WEIRD AL" YANKOVIC 『Straight Outta Lynwood』 Volcano(2006)

どこの馬の骨かと思ったら、あのヤンコヴィック先生! “White & Nerdy”はクレイジーが客演したカミリオネアの全米No.1ヒット“Ridin”のパロディーで、ちゃんとボンサグ流の早口を披露。この人は凄い……。


SKANT BONE 『4 Seasonz』 Galaxy(2006)

どこの馬の骨かと思ったら、モー・サグズに在籍していたスキャントだ。勝手にボーンと名乗ってるけど、ボンサグ構成員も参加してるから公認の暖簾分けってコトだな。


LAYZIE BONE 『The New Revolution』 Hi-Power/B-Dub(2006)

負けじとレイジーもハイ・パワーから鬼ファンク作をドロップ! ビジーもしっかり参加してるけど、君らはどうなってんのよ?


BIZZY BONE 『The Midwest Cowboy』 Real Talk/Koch(2006)

……と思ってたら、速攻で登場した7作目。再度リアル・トーク産だが、ボンサグっぽいトラックが選ばれたことで甲高い語り口もより滑らかに! 今年はこれで打ち止め?


BIZZY BONE 『Thugs Revenge』 Hi-Power/B-Dub(2006)

……と思ってたら、速攻で登場した6作目。Mrカポーン・E軍団と手を組んだローライディンな仕上がりで、骨太なファンクに燃えちまうね!!


BIZZY BONE 『The Story』 Real Talk/Koch(2006)

坊主隠しで帽子を被ってみたソロ5作目。ベイエリア産の軽快なサウンドが馴染まないところもあるが、やっぱビジーはビジーだ。


LAYZIE BONE & YOUNG NOBLE 『Thug Brothers』 Real Talk/Koch(2006)

アウトロウズのヤング・ノーブルをパートナーにレイジーがブッ放すタッグ盤。ボンサグ風味は薄いが、骨っぽい好勝負を繰り広げてるぜ。


BIZZY BONE 『Speaking In Tongues』 845(2005)

正式脱退後の初作となるビジーの4作目。神に目覚めて髪を剃ったわけだが、坊主は似合わんね。いままでの人脈を断ち切った内容で、ラップも妙に生々しいんだよな……。


LAYZIE BONE & BIZZY BONE 『Bone Brothers』 Mo Thugs/Koch(2005)

ビジーの脱退が伝えられた後なのに、悠々と登場したタッグ作。クレイジーやウィッシュも登場したほぼボンサグな中身が悪いはずねえけど。


LAYZIE BONE 『It's Not A Game』 Mo Thugs/X-Ray(2005)

前作からの再収録曲があったり、すぐにコッチ経由で出し直されたり、謎な作りのソロ2作目。新婚でぼんやりしてたんだろうな(言いすぎ)。




KRAYZIE BONE 『Gemini : Good vs. Evil』 Thugline(2005)

インディーに潜伏してのソロ3作目だが、リル・ジョンを迎えた冒頭から容赦なく骨太なサグ・モード全開! スモーキーなレゲエ気分を披露したり、ボンサグ4人が勢揃いしたり、流石はリーダー!


BIZZY BONE 『Alpha And Omega』 AMC(2004)

みずから率いる7thサイン・クルーが大挙参加したソロ3作目で、スピリチュアルなラップが鬼気迫る快作! ヤル気になった時のビジーはマジで最凶だぜ……。 


『Mo Thugs The Movement』 Mo Thugs/D3(2003)

現時点でのレーベル・コンピ最新作。結婚したフェリシアとレイジーによる愛のデュエットが披露されたり、私物化も甚だしいが……私物だから別にいいよな! 中身もいいぜ。


2002

制作前にはビジーがクビになったりもしたが、それでも4人でまとめ上げたのが、ルースレスへの置き土産となった『Thug World Order』(Ruthless)だ。3LWをフィーチャーしたヒット曲“Get Up & Get It”など、親しみやすい耳触りが支持層を拡大したのさ。フレッシュもムショから電話で参加!


KRAYZIE BONE 『Thug On Da Line』 Thugline/Loud/Columbia(2001)

クレイジーの新レーベル=サグラインの第1弾にあたるソロ2作目。かつて西海岸シーンを湧かせたデフ・ジェフやボスらヴェテランも交えた、相変わらずの煙たい名作だぞ。


L-BURNA 『Thug By Nature』 Mo Thugs/Ruthless(2001)

変名を用いてはいるが、これがレイジーのソロ・デビュー作になる。アーロン・ホールを招いたエモーショナル系など、泣かせる哀愁サグ曲だらけさ。


BIZZY BONE 『The Gift』 AMC(2001)

グループとまったく足並みを揃えなくなったビジーの2作目。例の悪魔的な高音ラップがヒラヒラと舞う作りはまたも凶悪で、お歳暮には向かないギフトってとこだな。


『Mo Thugs III : The Mothership』 Mo Thugs/Koch(2000)

レイジーの単独運営レーベルに様変わりしたモー・サグズの心機一転コンピ。レイジーの息子、ジェレミー君も初登場したり、混沌とした内容だな。


RA DESPERIDOS 『Tired Of Strugglin』 Koch(2002)

レイジーも含む5人組としてモー・サグズに在籍していたデスペラードの3人が、離脱して親分をディス! 骨のあるところを見せようとしたのかね。


FLESH-N-BONE 『5th Dog Let Loose』 Mo Thugs/Koch(2000)

〈第五の犬〉がムショ入り前に完成させていた現時点での最新作。コッチとの縁もここからだ。何かに〈新鮮な骨〉とか書いてあったけど、〈Fresh〉じゃねえから注意しろや。




2000

個人活動が軌道に乗って徐々に不仲を強めていた4人が、再臨を意図した『BTNHRessurection』(Ruthless)も名作だよな〜。緊張と弛緩が交互に襲う名曲“Resurrection(Paper, Paper)”やプリンス使いの“Change The World”など幻想的な仕上がりなのはビジーが張り切ったためだろうな。


KRAYZIE BONE 『Thug Mentality 1999』 Mo Thugs/Ruthless(1999)

ボンサグ司令塔のソロ・デビュー作は2枚組の超大作だ。マライア・キャリーらゲストもクソ豪華だが、本人的には憧れのボブ・マーリーの息子たちの参加が嬉しかったそうだ。


『Mo Thugs Family Scriptures Chapter II : Family Reunion』 Mo Thugs/Relativity(1998)

コンピ第2弾。ここで初登場のフェリシアちゃんはレイジーの花嫁になる美女シンガーさ! 他にもサグ・クイーンなどキャラの立った連中が揃ってるね。


BIZZY BONE 『Heaven'z Movie』 Ruthless(1998)

問題児のソロ・デビュー作だな。メンバーの参加はなく、独自の舎弟連中と共にドップリとダークで神々しい世界を聴かせてやがるぜ。ボンサグ史上最高に骨のある名作だぞ!


1997

2枚組が流行ってた時代だけに、大物らしく2枚組に挑んだのがこの『The Art Of War』(Ruthless)だよ。超絶メロディアスな“Look Into My Eyes”などのシングル曲も良いが、2パックと共演した殺伐ソング“Thug Luv”や4人個々のソロ曲など、聴きどころは隅々に用意されてるのさ!!


『Mo Thugs Family-Scriptures』 Mo Thugs/Relativity(1996)

クレイジーとレイジーが設立したレーベルの第1弾コンピ。ピラミッド+コブシというジャケも衝撃だったが、クリーヴランドの無名連中の層の厚さにも驚かされたもんさ。


FLESH-N-BONE 『T.H.U.G.S.』 Mo Thugs/Def Jam(1996)

なぜか契約上は正式メンバーじゃなくなったフレッシュ兄さんが、名門デフ・ジャムから放ったソロ作だ。ディープな流れのなかにランDMCのランも登場してくるぜ。


1995

イージーの死を乗り越えて完成させた初のフル・アルバム『E1999 Eternal』(Ruthless)は世界の歴史に残る名盤に決まってるだろ! 翌年の再リリース盤に収録された涙の全米No.1チューン“Tha Crossroads”を聴けば、いつでも目頭を熱くしたままレイドバックしちまうぜ……。


1994

クリーヴランドからLAに長距離バスでやってきた彼らの初作がこの『Creepin' On Ah Come Up』(Ruthless)だぜ。契約時に不在だったフレッシュン・ボーンは準メンバー扱いなんだが、恩師イージーとの共演“Foe Tha Love Of $”など、EPでも不穏なヴァイブの密度は濃厚だぞ!!




Bone Thugs-N-Harmony Official site

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