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第5回 ─ 今月のテーマ─聴き初め


掲載: 2001/12/25
更新: 2003/04/04
ソース:『bounce』誌 228号(2001/12/25)

さまざまなジャンルの音楽好きが、お題をもとに展開するミュージック・エッセイ・コーナー!!

文/bounce編集部

【畠山美由紀 (port of notes)】

アフガニスタン難民救援のチャリティー・ユニット、SPIRAL EXPERIENCEに参加している畠山さん。またDouble Famous『Souvenir』も大好評! 2002年も大活躍してくれるに違いありません!

 
PIERRE BAROUH 『サ・ヴァ、サ・ヴィアン』 サラヴァ(1971)

大念願だった〈大引越し〉をした。で、新しい部屋でいちばん初めに聴いたのがこのアルバム。家具も揃っていないし、あちこちにまだ収納していない物たちが転がるなか、ダンボールの上にCDコンポをセッティングしてこれを聴いた。買ったばかりのベッドの上に仰向けになって夕暮れの空を見た。新しい部屋から見る空は、旅先で見る空のようにあまり面識がないものに感じられた。知らない国の匂い、新鮮な色と光、ピエール・バルーの音楽を、私はボヘミアンの一人として熱烈に聴き過ごした。このアルバムは、当時の時間とアイデアと心情の粒子がそのまま残っているような作品のうちのひとつだと思う。音楽やアートだけが時間の支配を越えることができるんじゃないだろうか、とふと考えてしまうような。うーん、いいなぁ……。ジャケも超イイしずるいよなぁ。

 さて、今回でこの連載も最後ですね。どの作品にしようかいろいろと悩むのが楽しかったです。どうもありがとうございました。ちなみに、私がやっているDouble Famousというバンドのアルバムも最近出ています。ピエール・バルーがいいなぁと思った方、こちらも好きになると思います。ぜひ、聴いてみて下さい。それでは、また!!! うにゃにゃっ!!!

【KREVA (KICK THE CAN CREW)】

またもや年末年始大忙しのキック。そんな彼らは現在、2月14日リリースのアルバムをレコーディング中。もちろん1月23日にはシングル「マルシェ」もリリースされたりで、いろんなところで会えるからね!

 
KICK THE CAN CREW 『GREATEST HITS』 バーガーインレコード(2001)

ちーす。2001年、早いような遅いような年であったと思っております。思えば、ここ5、6年の大晦日〜元旦はすべてクラブで過ごしています。2001年の元旦もクラブ営業、2日は青森、3日は釧路のクラブで営業と、出だしから忙しい年でした。3月にはインディーズ最後のシングル、5 月にメジャー・デビューしてからも、7、9、11月と2か月間隔でシングルを発表しました。それに伴い、取材やライヴ、プロモーションなど、やることも増えた年でした。今現在、自分が何月何日という時を生きているという事実だけ考えれば、もうそんなに時間は進んだのかなどと思えるのですが、ポイントとポイントの間の状況の変化が急激すぎて、まだそれしか経っていないのか、とも同時に思えたりもしています。この先はどうでしょうか? 確実にわかっていることはまた“DOWN BY LAW”を歌いながら年が明けていくということです。きっとずっと。では、またいろんなところで。ちーす。

【キタキマユ】

2002年春にはニュー・シングルをリリース、ライヴもガンガンやっちゃう予定のキタキさん。ちなみにまだまだ会いたりない!! という日本全国の青年男子はwww.sonymusic.co.jp/Music/info/kitaki/をチェック!!

 
ヴァネッサ・パラディ 『ビー・マイ・ベイビー』 リマーク(1992)

とうとう今年も終わってゆくのですねえ。本当に早いです。今年もいろいろなことがあった年だったなあ、うんうん。ライヴやったりライヴ観に行ったり。12月には初アルバム出したり。そのアルバムの曲づくりのなかで、元サニーデイ・サービスの曽我部恵一さんや、TICAの石井マサユキさん、オリジナル・ラブの田島貴男さん、伊藤陽一郎(アカカゲ)さんなどなど、私の大好きなクリエイターさんたちといっしょに作業できたことは、私自身にとっても大きな影響を与えてくれました。本当に素敵な年、でした。

 話は戻り、実は11月に渋谷のWOMBにレニー・クラヴィッツのシークレット・ライヴに行ってきたのです。ギター2本という実にシンプルなアコースティック・ライヴだったのですが、カッコイイの一言でした、 そのあと、久しぶりにヴァネッサ・パラディの『Vanessa Paradis』を引っぱり出して聴いていたのですが、やっぱりいつ聴いても〈イイッ!〉と思ってしまうアルバムでした。2002年聴き初め音楽は“Be My Baby”で。

【川崎和哉(OOPS! & bounce.com)】


文章から漂うタダものではない感、川崎氏おそるべし! そんな川崎ワークは、すでにご好評をいただいているwww.bounce.com、そしてoops-music.comにて目撃できます。

 
岩見十夢 『アンダー ザ サン』 力塾/ENOUG-HO(2001)

お声かけいただいて恐縮です! 何者?と思ってる人も多いと思うんですが、bounceのオンライン版〈bounce.com〉にヨロズ仕事人として参加している編集者であります。
www.bounce.comよろしくです。

 さて。いちおう立場的にデジタルがらみなものを紹介すんのがスジかとも思ったんですが、結局ぜんぜんデジタルじゃないものになっちゃいました。でも2002年のはじまりにはこの人、ふさわしいと思います。きっとアルバムとか出して、話題になったりとか bounceに出たりとかするんじゃないですか。聴いていると、いろんな先達の名前が思い浮かぶんですよ。それこそニール・ヤングから吉田拓郎まで。フィッシュマンズから大学時代にブルース研究部でいっしょだった小山くんまで。それらの中で彼がチョクで影響を受けてる人は少ないと思うんですけど、この人の遺伝子には、そういう優れたDNAがなぜか自然に流れ込んでるみたいです。見ててこっちが恥ずかしくなるようなまっさら加減なのですが、僕も今年こそ人生やり直そう!みたいに思えてきます。やり直そう!

【ソニン(EE JUMP)】

バックスを目覚ましに聴くソニンちゃん。でも僕らの心の目覚まし、“WINTER〜寒い季節の物語〜”はこれからの冬の定番曲ですね。2002年も突っ走るソニンちゃん、まったく目が離せません!

 
バックストリートボーイズ 『Backstreet's Back』 ジャイヴ(1997)

「♪Everybody!」とかっこいい声を聴くと〈さあ、一日の始まりだぞ!〉という感じがします。というのはバックストリート・ボーイズの『Backstreet's Back』というCDを以前目覚まし代わりに流してたんです。その中の“Everybody”という曲を聴くと気持ちが一気に高まるんです! なので、聴き初めにはとてもいいんじゃないでしょうか。

 この曲はスタジオで何気なく流れていて、それを耳にした瞬間、体に電気が走ったんです。誰の、どんなタイトルなのかもわからず、ニュアンスだけを頼りにCDショップで探し出したときから、お気に入りの曲です。

 今回で最終回になるのですが、こうやってあらたまって音楽について語ってみると、音楽の力ってすごいなぁとあらためて思いました。これからもいろいろなたくさんの音楽を聴いて学び、みなさんにいい歌を届けていきたいです。これからも応援よろしくお願いします。半年間ありがとうございました。

【KAGAMI】

ただいま制作中のセカンド・アルバムまで待てない!!というアナタはwww.frognation.com/frogman/にてKAGAMIの最新情報をチェックせよ! アルバムもかな〜りヤバめのものになるハズよ!!

 
VARIOUS ARTISTS 『Berlin Detroit:Mixed By Claude Young & DJ Rok』 DJ-Sets(2001)

メリークリスマスコトシモイロイロトオセワニナリマシタヨイオトシヲアケマシテオメデトウゴザイマスコトシモヨロシクオネガイシマス!!!!!!! ということで、僕の聴き初めの音楽なのですが、年が変わってもそれにふさわしいCDがプレイヤーに入っているわけでもなく、いつもどおりミックスCDなんかを聴いているのではないでしょうか? おそらく年末に部屋を掃除しながら掃除機の音に負けないくらい大きな音でかけていたCDが、そのまま年を越してもやっぱり回り始めるって感じだと思います。

 ところで、おせち料理はいろいろな意味があって食べるそうですが、僕は栗きんとんの栗のまわりのきんとんぐらいしか好きなものはありません。そういうわけで今回が最終回です。読んでくれていた人、ありがとうございました。今、セカンド・アルバムを作っている最中です。どんなものが出来上がるか僕も楽しみです。それではお元気で! バイバーイ!!!



畠山美由紀 オフィシャルサイト
キタキマユ オフィシャルサイト
OOPS! - OOPS! Music Community
THE CAN CREW オフィシャルサイト
FROGMAN RECORDS
ソニン オフィシャルサイト

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