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ASA-CHANG & 巡礼


掲載: 2002/09/03
更新: 2002/09/06
ソース:『bounce』誌 235号(2002/8/25)
第12回 ─ フジロックにも毎度出没! けど、いまだ謎の多い音楽人、ASA-CHANG&巡礼にまつわる〈まちのウワサ〉

 フジロックの会場(それもこぢんまりしたテント)で、通りすがりの観客の耳をグィッと惹きつけたり、映画「けものがれ、俺らの猿と」のエンディングで、彼らの楽曲が効果的に使用されてたり……など、さまざまな話題で、耳の早いリスナーの興味をそそっていたユニット、その名はASA-CHANG&巡礼。しかし、その実体をちゃんと知る者は……!!

文/望月哲

まちのウワサ(その壱)〜これがASA-CHANG&巡礼だ!

イラストレーション/小池アミーゴ


ルックス
ASA-CHANG(イラスト左)のルックスは中肉中背プラスワン。元ヘアメイク・アーティスト(カタカナ職業!)だったらしく、普段はとてもお洒落。いつもキワキワなセンスのTシャツをさりげなく着こなしているという目撃情報もアリ。

なんかよくわからん機械
ライヴではASA-CHANG自らが設計から開発までを手掛けた謎のポータブル・サウンド・システム〈巡礼トロニクス〉(と呼ばれているらしい。構造、スペックは不明)が大活躍! レトロ・フューチャーなルックスがとってもイカしたスグレモノ。今秋のツアーからは、さらにパワーアップした〈巡礼トロニクス2号〉が稼動するとのウワサ。

衣装
ASA-CHANG&巡礼のステージ衣装は浴衣(?)。演奏時を考慮してか、上下に分かれたセットアップ仕様になっている。生地も一般的な浴衣より若干厚めのタイプを着用?

見物人
なにげにミュージシャン多し(次ページ参照)! また最近増加してるのは〈巡礼トロニクス〉を触ろうとする見物人。撃つぞ!

演奏スタイル
かつて在籍していた某スカ・バンドでは、大太鼓とともにステージを練り歩いていたというASA-CHANGではあるが、巡礼では基本的にあぐらの姿勢でゆったりと演奏(でもテンションは当時のまま、というかそれ以上!!)。周囲の知人に説教をするときも、基本的には座りの姿勢で懇々と。

タブラ
ASA-CHANGが主に使用しているインド産の打楽器。タブラを叩く手の動きがあまりに速すぎるため、肉眼ではむしろゆっくりと動いているように見える――そんな理由から、ASA-CHANGには〈スロウハンド〉というなんともユニークなニックネームが付けられているとか(たぶん嘘)。

CD
これまでにリリースされたと思われる(されてます!)ASA-CHANG&巡礼のアルバムは2枚。左から、98年の『タブラマグマボンゴ』(トラットリア)、2001年の『花』(Hot-Cha)

まちのウワサ(その弐)〜わたしはASA-CHANGを見た、聴いた、知っている!

原田郁子(クラムボン)
『Re-clammbon』(ワーナー)

ASA-CHANGと初めて遭遇したのは、ピラニアンズのリハーサルのときでした。かれこれ、結構前のことです。私は、まだクラムボンを始めておらず、ピアニカ前田さんのうしろで踊りながら、女の子5人でピアニカを吹いていました。そんな私たちを観て「のーみそひっかきまわされたみたいですよ!!」と、衝撃を受けていただいたのが初遭遇だったと思います。そんなASA-CHANGがクラムボンを見守ってくれているってことは……ちょっと震えるほどうれしいことです。なんつぅーか、ちょびっとずつ大人になってまぁ〜す、みたいなニュアンスもあり……だって、私がめちゃめちゃ産毛のころをご覧になっておられるので! こないだの『Re-clammbon』(“華香るある日”)で共演できたのも、ホントにうれしかったです。またご一緒してくださいまし。ぜーひーにぃー!


小島麻由美
『愛しのキッズ』(ポニーキャニオン)

ASA-CHANGって、おもしろいよ。手縫いのズボンとか履いてる。すぐ反省の電話とかかかってくる。気が大きくて、小さいの。あと、意外とウワサ好き。ドラムはすごくいいよ。ときどき、めちゃくちゃにするけど、それも小島麻由美には最高。ヘアメイクもするんだよ(自分のじゃなくて、わたしのね)。それも、ドラムといっしょでめちゃくちゃするんだけど、いいの。なにをやっても注目を集めちゃう。結局この人はスターなんだなあと思うのです(←曽我部くん風に)。


松永耕一(タワーレコード渋谷店バイヤー)
いやいや! とにかくビックリしましたよ!! リリース前の『花』の音をいただいて、何気なくいつもの仕事の習慣レベル(スンマセン!)で機械的にそのCDを聴きはじめたのです。が、しかし! そこから聞こえてきた音楽は、いままで聴いたことのない不思議な独創性に満ちた、でもなんだか異常に泣けてくる、さらには妙な日本語の生々しさとエレクトロニクスのたどたどしさとインド伝統音楽とタブラとのしっくりヘンテコなハーモニーが広がり響いていて、思わず!バイヤーやっててよかったなー!!!!!と心から思ったですよ。そんなことそうそうないんですよ! ホント嬉しかったなあー! そういえば巡礼トロニクスの2号が完成したそうですが、一度でいいからいじってみたいなあ!?などと思っております。よろしくお願いいたします。



ASA-CHANG&巡礼/つぎねぷ



ASA−CHANG & 巡礼 Official Web Site

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