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Lenny Kravitz
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掲載: 2008/03/19

ソース: 『bounce』誌 296号(2008/2/25)

文/ダイサク・ジョビン

ROCK IS ALIVE!!
ロックが息を吹き返した90年代!


 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『Blood Sugar Sex Majik』、ニルヴァーナ『Nevermind』、スマッシング・パンプキンズ『Gish』、マシュー・スウィート『Girlfriend』、そしてレニーの『Mama Said』――。小奇麗にまとまった80年代サウンドへの反動(=オルタナティヴ)ともいえる薄汚いロックを鳴らすアーティストの作品が次々と大ヒットを記録して、一気にポップ・ミュージック・シーンをひっくり返したのが91年だった。彼らに共通していたのが、ジョン・レノンやジミ・ヘンドリックス、ニール・ヤング、ボブ・マーリーをはじめ、ソウル、ファンク、フォーク、サイケデリック、プログレ、ハード・ロックなど60年代後半〜70年代前半の音楽エッセンスを、それぞれが独自にミックスさせて自分たちのオリジナルへと昇華させていた点であろう。ラフでレアでヘヴィーだけど〈歌=メロディー〉を真ん中に据えるポップ性も併せ持ったサウンドに、シリアスで内省的だけど〈愛と平和〉への願いや思いも併せ持つ歌詞――。冷戦の終結や湾岸戦争といった激動の時代背景ともリンクした〈オルタナ〉という大きな潮流は、レニーが象徴的であるようにカウンター・カルチャーやヒッピー・ムーヴメントのリヴァイヴァル的現象でもあった。
▼関連盤を紹介。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『Blood Sugar Sex Magik』(Warner Bros.)
ニルヴァーナ『Nevermind』(DGC/Geffen)
スマッシング・パンプキンズ『Gish』(Virgin)
マシュー・スウィート『Girlfriend』(Zoo)


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