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第143回 ─ 前向きな気持ちになれるフリッカーの音楽!
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まとめ読み

掲載: 2008/05/08

ソース:『bounce』誌 298号(2008/4/25)

文/粟野 竜二、宮原 亜矢



 〈クリスチャン・ロック〉という枠組みは、そのネーミングによるイメージでリスナーを限定するケースを懸念してか、日本において積極的に謳われることが少ないように思う。一方、USではグラミー賞のゴスペル部門に毎年多くのクリスチャン・バンドがノミネートされていたり、カレッジ・チャートでも専門チャートがあったりと、しっかりとした土壌ができている。その音楽性はモダン/ヘヴィー・ロックからアイドル・ポップスまで多様だが、おおむね共通しているのは〈人生と向き合う誠実な姿勢〉を曲の題材にしていること。そこには信仰心の有無に関わらず聴き手を鼓舞する、ポジティヴな言葉が溢れている。もちろんクリスチャン・ロックのレーベルも数多く存在していて、なかでもテネシー州フランクリンを拠点とするフリッカーは近年でもっとも飛躍したレーベルのひとつと言えよう。そんなわけで、ここではクリスタル・マイヤーズやリーランドを輩出したプロヴィデント傘下のレーベル、フリッカーに所属するバンドを紹介してみたいと思う。
(宮原亜矢)
クリスタル・マイヤーズの2006年作『Dying For A Heart』(Essential/Provident)
リーランドの2008年作『Opposite Way』(Essential/Provident)


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