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LUCINDA WILLIAMS 『Essense』 Lost Highway(2001)
98年に発表した前作『Car Wheels On A Gravel Road』がグラミーを受賞、50万枚以
上のセールスを記録したことの悪影響は皆無。これはリスナーや評論家にすり寄るよ
うな作品ではない。情愛のメリーゴーランドを降り、傷心と黙想の日々をやり過ごし
、心の井戸から何度も言葉を汲み上げながら書かれた歌の数々。文句なしの名
作。
(荒田)
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RYAN ADAMS 『Gold』 Lost Highway(2001)
この声を聴きながら思い出すのは、〈The Troubadours〉と表題が付された某誌のグ
ラビア写真。ダヴィード・ガーザ、ジョー・ヘンリー、ジョン・ブライオンの傍らで
、ボサボサの髪に手をやるライアン・アダムズのダルな表情といったら……。あきら
かに詰め込みすぎの感はあるけど、その潜在的なパワーに瞠目させられた一枚。
(荒田)
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KEVIN TIHISTA'S RED TERROR 『Don't Breathe A Word』Division One/Warner Bros.(2001)
ジャケットに写し出された美しい馬たちのように、力強くも優雅なメロディーが聴く
者の心を掴むケヴィン・ティヒスタ。グランジ・シーン出身である彼がソロへと転身
してリリースされた本作では、アメリカン・ルーツ・ミュージックへの愛情が囁くよ
うなヴォーカルによって告白される。まさにデイドリームな逸品。
(村尾)
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ANI DIFRANCO
Revelling/Reckoning Righteous Babe(2001)
みずからの衝動を頼りにギターの弦を震わせて、アメリカの精霊を呼び起こすアニ・
ディフランコ。彼女のキャリアを総括するかのようなこの2枚組大作は、そのヴォリ
ュームもさることながら、彼女の尽きせぬ創造力が爆発していて、まさにアメリカン
・ルーツ聖書のごとし。シーンの先頭を脇目もふらず爆走するその姿は神懸か
り的。
(村尾)
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KASEY CHAMBERS
Baricades & Brickwall Warner Bros.(2002)
『Captain』で鮮烈にデビューを飾ったカントリー娘の2作目。新たなリスナーを開拓
すべく(?)、ハード・エッジなギター・サウンドにも挑戦しているのが、なんとも
健気だ。もっとも、彼女が尊敬してやまないルシンダ・ウィリアムズやスティーヴ・
アールが太鼓判を押す彼女の歌唱は、本作でそのホンモノ度を増している。
(荒田)
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JOSH ROUSE
『Under Cold Blue Stars』 Slow Rover/Rycodisc(2002)
ラムチョップとの交流で、さらにサウンドのコクを増したセカンド・アルバム。その
ソングライティング・センスにも磨きがかかって、聴くほどにしっくりと馴染んでく
るよう。アメリカという土地から醸しだされるロマンティシズムをたっぷり吸収した
サウンドは、ジョシュ・ロウズという星座となって夜空に静かに煌めく。
(村尾)
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