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| オンライン掲載:2002/05/02 初出:2002年04月25日 『bounce』231号 |
ロックとルーツ・ミュージックを繋いだ先達たち
文/村尾泰郎 |
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ルーツ・ミュージックとロックを結ぶ架け橋となったミュージシャンのなかで、象
徴的な存在といえはグラム・パーソンズだろう。バーズ〜フライング・ブリトー・ブ
ラザーズを通じてカントリーとロックを大きな視野で融合させ、普遍的な〈アメリカ
ン・ソング〉を作ろうとした彼が、後のシーンに与えた影響は大きい。また、グラミ
ー賞を受賞した、ルーツ系アーティストたちによるサントラ『O Brother, Where
Art Thou?』の監修者、T・ボーン・バーネットは、エルヴィス・コステロからウォー
ル・フラワーズまで、数多くのプロデュースを担当したシーンの立て役者であり、自
身の作品も味わい深い。
パンク〜オルタナ・シーンへの影響力ということでいえばアレックス・チルトンが
いる。ボックス・トップス〜ビッグ・スターと、やさぐれたサウンドでその芳醇な音
楽性を披露し、数多くの中毒者を生んだ。そしてその影響下のもと、パンク・シーン
から登場したのがリプレイスメンツ。フロントマンであるポール・ウェスタバーグは
、新作『Stereo/Mono』を、注目のインディー系レーベル、ヴェイグラントからリリ
ースする威勢の良さだ。そうやって、いまなおシーンは耕され続けているのだ。



文中に登場したアーティストの代表作を紹介。左上から、グラム・パーソンズ『GP』(Warner Bros.)、T・ボーン・バーネットがJ・ヘンリー・バーネット名義で発表したデビュー作『The B-52's Band & The Fabulous Skylark』(One Way)、アレックス・チルトン『1970』(Ardent)、ポール・ウェスタバーグ『Stereo/Mono』(Vagrant)
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