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 掲載: 2008/05/08
ソース: 『bounce』誌 298号(2008/4/25) |
文/久保田 泰平 レーベル・オーナーとして、プロデューサーとしても大活躍!
〈広告ひとつ出すお金があったら、12インチのアナログ盤をプレスできるんだよね……〉というようなことを、以前本人の口から聞いたが、インディー体制になってからの曽我部は、とにかく〈出そうと思ったときが出すとき〉とばかりに多作であった。ここで紹介しているディスコグラフィーに現在入手不可の12インチや限定盤、配信のみの作品も加えると、かなりの量である。さらに自身のレーベル、ROSEを立ち上げてからは自身の作品はもとより、彼のアンテナに触れるものであれば、ジャンルや派手さ地味さは関係なくさまざまなアーティストを輩出。静岡のアシッド・フォーク青年、tomohiro with music tape recordersを皮切りに、宅録スウィート・ソウル・スウィンガーのLANTERN PARADE、ガレージ・ギャル・バンドのTHE SUZAN、〈香川のジョアン・ジルベルト〉こと島津田四郎に結成18年目でアルバム・デビューしたThe COMMONSなど、4年半あまりで60以上というのは、アーティストが自身の活動と並行して運営するレーベルとしてはかなり活発だ。
その一方、ROSE以外でのプロデュース・ワークや楽曲提供などもそこここに。小泉今日子、〈21世紀東京のハリー・ニルソン〉こと関美彦、ジャニーズ・クラシック“ブルドッグ”をハード・ロッキンにアレンジして提供したTOKIO、デビュー以来頻繁に曽我部マインドを注ぎ込む柳田久美子など。今年に入って発表されたものでは鈴木慶一のソロ・アルバムでの全面プロデュース・ワークが光った。また、2004年には映画「青い車」の音楽も手掛けている。 ▼文中に登場したアーティストの作品を一部紹介。
| | tomohiro with music tape recordersの2002年作『DEAD ROCK MOVIE』(ROSE) |
| | LANTERN PARADEの2007年作『とぎすまそう』(ROSE) |
| | THE SUZANの2007年作『SUZAN GALAXY』(ROSE) |
| | 島津田四郎の2006年作『島津田四郎』(ROSE) |
| | The COMMONSの2007年作『BRAiN DREAMS』(ROSE) |
| | 小泉今日子の2003年作『厚木I.C.』(ビクター) |
| | 関美彦の2004年作『スピルバーグ』(Pヴァイン) |
| | 2005年にリリースされたTOKIOのジャニーズ名曲カヴァー・アルバム『TOK10』(ユニバーサル) |
| | 柳田久美子の2005年作『リトル・バイ・リトル』(トイズファクトリー) |
| | 鈴木慶一の2008年作『ヘイト船長とラブ航海士』(ソニー) |
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 ・小泉今日子/厚木I.C. ・関美彦/スピルバーグ
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