反ブッシュ政権の姿勢を押し出した前作『The War On Errorism』と20年以上に及ぶキャリアを総括したベスト盤を経て、NOFXが3年ぶりに放ったニュー・アルバム。マシンガンのように畳み掛けるファストなナンバー“Seeing Double At The Triple Rock”からお得意のスカ風チューン“The Marxist Brothers ”、さらには日本人SM嬢(!?)を迎えたユーモア溢れる“Cool and Unusual Punishment”といったヴァラエティーに富んだ楽曲を、何の違和感もなく混在させるセンスはもはや世界遺産級。名盤の誉れ高い92年作『White Trash, Two Heeds And A Been』で確立した〈NOFX節〉は健在どころか、ここへきてますます研ぎ澄まされている。それでいて当人たちは〈円熟とか成熟なんて関係ねぇ〉とばかりに、ただクソ真面目にバカやってパンクしてるのだから凄い。でもそれがNOFXがNOFXたる所以でしょ? マジで最高です!