イン・シンクのアルバム『Celebrity』(2001年)前後をクレジットで比較してみると、ジャスティン・ティンバーレイクの進化がよくわかる。以前はボンゴ〜ハンドクラップ……つまり〈子供の遊び〉じゃないんだから!! しかしそれ以降、プロデュース〜マルチ・インストゥルメンタルと、作品全体を掌握するポジションへ。今年2月に発表されたイン・シンク&ネリーの“Girlfriend”と本作の先行シングル“Like I Love You”ではネプチューンズを起用し、彼のクリエイティヴィティーは加速するばかり。引き続き、そんな万全の体勢で制作されたデビュー・アルバム『Justified』!! ティーン・ポップの方法論であるド派手さや爽快さとは決別し、微妙な後味を残す楽曲ばかり。ファルセットと短いブレスを多用し、エッジの立ったビートに同期させたヴォーカルの男らしさと言ったら!! もう彼は〈ティーン〉に寄りかからない。宇宙にも夢を馳せない。