あのコラプトの弟としても有名なロスコーが、新世代の西海岸G・クラシックとしてリスナーを熱狂させた“I Love Cali”(国内盤のみにボーナス収録!)から長い時間を経て、ついにファースト・アルバムを完成させた。サウンドのベースとなるのは、やはり西海岸伝統のファンク。先行シングルとなった“Head To Toe”でリコ・ウェイドを起用したり、制作陣の幅広さから織り成されるさまざまなトラックは、ロスコーの力量を見せつけるに十分な役割を果たしている。ビートと踊るようであったり、ラフな鋭さも感じさせたり、フロウの潜在的なヴァリエーションは、まだまだ可能性を感じさせる。聴く前の過剰な期待も、聴いた後にはさらなる今後への期待へ繋がり、久々に現われた大型新人としてもロスコーは熱狂的な歓迎を受けるはず。なかでもアース・ウィンド&ファイアの“Brazilian Rhyme”をネタにした“Smooth Sailin'”には失神者続出の予感!